両価性と関係念慮
林先生のサイトはマジで見てるときりがない
統合失調症の事例を読んでまたひとつ学んだ
http://kokoro.squares.net/psyqa1329.html
両価性!
母親のダブルバインドが原因とか言われてた理由はここにあるのかな
どちらが自分の意見か分からなくなると書いてあったが
「自分の考えが自分のものでない感覚」というのはこういうことか…
たんに自分の意見に自信が持てなくなるのではなく
いろいろな意見が浮かんでどれが自分か分からなくなるのか
とはいえ、ものには必ずメリットとデメリットがあるし、同じ自分の中にもいろんな意見が浮かんで当然だ
普通なら、その中からどれかを諦めて忘れたり、妥協点をみつけたり、矛盾する考えを抑圧すること(認知的不協和理論とか?)で自分の意見としたりするが、
この場合、どれにも優先順位をつけがたく、決めかねてしまうのだろうか?
それは何故か?
自分という軸がぶれてしまうから、選択あるいは統合できなくなるのではないか?
まさに、ひとつの自分のもとに考えを統合できなくなる病気ということかも
関係念慮、妄想とも関係あるんじゃないか
こうなったからこうなって…みたいなことが連続してしまう、
すべてに関係があるように思える、
というのはつまり、分けて考えられなくなるということか?
科学的には因果関係が見出せないところに因果関係を見出す
呪術的ですね
両価性から自分の意見と他人の意見を分けて考えられなくなるのと
自分の外のことと自分の頭の中のことが因果関係にあると思ってしまうのは似ている
そもそも人間はどうやって関係あるものと関係ないものを分けているのだろう?
客観性ってなんや?